暦の歩みに沿った明確な季節の移ろいを感じられないまま、令和7年度もはや上半期が終了し、下半期が始まりました。
ご関係の皆様には、日頃より当法人の円滑な業務運営に際し、多大なるご理解、ご協力を賜っておりますこと、まずもって厚く御礼を申し上げます。
現在、当法人におきましては、当法人を取り巻く周辺環境が大きく変化している中、令和5年12月に策定しました『中期経営戦略2023』に基づき、
➀心理的安全性の高い職場環境
➁経営的持続性の高い法人運営
③訴求的効果性の高い情報発信
の実現に向け、総力を挙げて取り組んでいるところでございます。
こうした中、先の6月に開催されました評議員会及び理事会において、理事長として再任され、2期目のスタートを迎えることとなりました。決意を新たに、揺るぎない信念と情熱をもって、当法人の経営改革や福祉サービスの向上により一層取り組んでまいる所存でありますので、変わらぬご指導、ご厚誼のほどよろしくお願いいたます。
さて、上半期を振り返りますと、従業員同士の親睦を深めるボッチャ大会の実施や、6年ぶりで22回目となる女子バスケットボールチーム選手との交流会の開催など、当施設をご利用いただく方の満足度を高める取組を重層的に展開してきたところでございます。
下半期には、この10月から就労選択支援事業所『I-select(アイ・セレクト)』を茨城福祉工場内に開設し、特別支援学校や関係福祉施設との緊密な連携のもと、新たに就労選択支援のサービスを開始いたします。
また、集客性の高い、大規模な地域イベントである『かさま新栗まつり』に昨年度に引き続き参加させていただくなど、地域における当法人の認知度向上や地域福祉力の推進に資する取組を行ってまいります。
今後も、更なる支出削減や経営の安定化に努め、就労継続支援A型事業所『茨城福祉工場』や多機能型事業所『あいふぁーむ茨城』に、就労選択支援事業所『I- select(アイ・セレクト)』を新たに加え、福祉サービスの充実をより一層図っていくなど、茨城福祉工場創立50周年(2028年)という大きな節目に向けた歩みを着実に進めてまいる所存でございます。
どうぞ引き続き当法人の「障害者の自立」を目指した取組に対する皆様方の温かいご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
社会福祉法人自立奉仕会
理事長 根崎 良文
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